


クエン酸は本来、レモンや梅干しに含まれている酸味のもとになる成分。安全そして、水やアルコールに溶けやすく、酸味としては最高においしいため、多くの食品や飲料の酸味料、隠し味として使われています。またクエン酸は、弱酸性のため、医薬品・化粧品・日用品などにも多く使われています。

クエン酸が意外なのは、人間の身体の中でもつくられているということ。クエン酸は、摂取した食物のうちのブドウ糖からつくられ、エネルギーを生みだす「クエン酸回路」の大切な出発点となっています。
クエン酸のキレート作用は、すでにくっついてしまった汚れにも作用が発揮されます。たとえば、電気ポットの内側に白くこびりついてしまったカルシウムの汚れや赤サビは、クエン酸で洗浄すると汚れがバラバラになり、洗い流しやすくなります。その洗浄効果は決して破壊的なものではなく、やさしく、じっくり働きかけるものなのです。